中型自動車免許向けの情報>中型自動車で「幅寄せ」ができるようになろう

中型自動車を縦列駐車したり方向転換するときに「幅寄せ｣を
することが多いと思います。

「幅寄せ｣には前進で寄せる方法と後退で寄せる方法がありま
すが、幅寄せをするときのハンドル操作では「１：２：１の
法則」を利用します。

「１：２：１の法則」とは、例えば、前方に進んで幅寄せす
る場合に進む距離を「１」とした場合、その過程を３等分し
て最初の３分の１を進むまでにハンドルを右に１回転し、次
の中間区間を左にハンドルを２回転し、最後の残り３分の１
を右に１回転させることで車体をまっすぐに戻すことをいい
ます。

それでは一番よく使う幅寄せ方法である「後退で寄せる方法｣
を見ていきましょう。

�@ハンドルと車体をまっすぐにしてある程度の距離まで直進
　していったん停止します。

�A最初の３分の１を後退しながらハンドルを右いっぱいに切っ
　て進みましょう。

�B次の中間区間の３分の１ぐらいの距離まで(全体の３分の２)
　そのまま後退してからハンドルを左に戻してさらに左いっぱ
　いに切って進みましょう。

�C残り３分の１ぐらいの距離まで後退できたら、ハンドルを右
　に戻して車体とハンドルを正面に向けて止めたい場所に停止
　させましょう。