中型自動車免許向けの情報>ブレーキの基本的な踏み方と秘訣

前項まででブレーキペダルの踏み方を簡単に説明しましたが、
もう少し詳しく見ていきましょう。

ブレーキの加減は、アクセルペダルの操作よりも重要です。

�@アクセルペダルから足を離すとき、かかとは床から離して
　ひと呼吸をおきながらブレーキペダルに移動します。

�Aブレーキペダルの基本的な踏み方は、
　「弱くから徐々に強くして最後には弱く」と緩急をつける
　方法です。こうすることでソフトに停止することができま
　す。クルマが止まる寸前に一度ブレーキをゆるめ車重を使
　って完全に停止させるとショックも少なく停止できます。

�B急ブレーキのかけ方として、かかとを床から離し、蹴り込
　むように強く踏みます。
　ただし、その後の対応がＡＢＳ(Anti-Lock Brake System）
　搭載されているかどうかで違ってきます。
　ＡＢＳ搭載の場合、急ブレーキ中もハンドル操作ができる
　ようになっているので、そのまま強く踏み続けましょう。
　ＡＢＳが搭載されていない場合は、強くブレーキペダルを
　踏むとタイヤがロックされハンドルが利かなくなるので、
　スリップしやすくなります。
　そこで、「ポンピングブレーキ」というタイヤが滑り出し
　たら、いったんブレーキを解除して再び踏み込むことでブ
　レーキ効果を高めて止まるようにしましょう。