中型自動車免許向けの情報>中型自動車の運転席からの視野や死角がどこにあるか確認しよう！

中型自動車の前方視野と側方や後方視界は普通自動車と比較して
大きな違いがあります。

中型自動車の運転席上の前方視界は、普通自動車と比較してかな
り高い位置にあり、道路を見下ろすような視野で見晴らしのよい
ので周囲の状況を確認しやすいです。

一方、後方視界は荷台の状況によってはリアガラスがふさがれて
全く後方が見えない場合があります。その場合はバックするとき
真後ろが死角なので、降車して直接目で見て確認するなどしましょ
う。

また、中型自動車においては側方を見ると車体のピラー(車体の骨
格に当たる四隅の鉄の支柱）やドア枠が視界をさえぎっているので
死角になっています。

ピラーの大きさは数センチほどのものですが、運転席から少し離れ
た場所を見渡したとき、ピラー越しの人が見えなくなることがあり、
そこに歩行者などがいたらかなり危険です。

そのような死角を作らないように頭の位置をずらして視点を変えた
り、サイドミラーやアンダーミラーなどを上手に活用していくとよ
いでしょう。